音大からぽいっと出されて。

日本国内で音楽活動を行うヴァイオリニストの日々。

共感覚?作曲家に合わせて着たいドレスの色。

どうも、がおーです。

 

突然ですが、

クラシックの演奏家がコンサートをする時、どのような格好をしているかご存知ですか?

ほとんどの方が、「ドレス」や「タキシード」などを想像されるかと思います。

 

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大正解です!

 

厳密に言うと、オーケストラや吹奏楽団など大人数の団体の場合は、男性はスーツやタキシード、女性は黒の上下、または全員同じ制服など、統一されていることが多いです。

そして、ソロ(独奏)での演奏会の場合は、広い舞台上でも一人で目立たなければなりませんので、女性はドレスであったり、男性も少し華やかな色合いのシャツやネクタイを選ぶことが多いです。

 

今週のお題は「わたしの好きな色」ということで、今回はこのソロの場合のドレスのお話をしていきたいと思います。

 

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女性のクラシック演奏家は大抵、ドレスを何着か持っています。

私の場合は、自分に似合う形、サイズ、デザインの物を何種類か、色は選べるようにそれぞれ被らないように揃えています。

理由を簡潔に言うならば、曲によって着たい色が違うからです。

 

もちろん、室内楽アンサンブルなどの本番で、共演する数人と「今回はみんな青系にしよう!」などと決めることもあるので、自分の好みと曲が常に合うわけではありません。そういう時もあります。素直に受け入れます。

 

ですが、"自分だけが演奏する本番"、"自分だけが目立っていい本番"の時は、「今回弾く曲は何色なのか」という感覚を大事にして、ドレスを選んでいます。

 

 

ところで、皆さんは『共感覚』という言葉をご存知でしょうか。

共感覚とは、五感の中で、ある刺激に対する通常の反応の他に、別の感覚も感じ取る現象のことを言います。例えば、文字に色を感じる、音に色を感じる、形に味を感じる、などです。

 

さらに詳しく知りたい方は共感覚 - Wikipediaのページをご覧ください。

 

この知覚現象が要因となり、「この曲ならこの色が着たいなぁ」という気持ちが生まれてきていると思っています。

 

音大の同期にも、「この曲ならこの色だよね〜」「この楽譜、この色っぽくない?」といった感覚を持っている子がいました。もちろん、みんなが必ず同じ結果にはならないので「え、私ならこの曲はこの色だけどなぁ」ということもありましたが、それは個性。十人いれば十通りの感じ方があります。

 

 

そして実は、私の場合は曲ごとではなく、作曲家に色を感じています。複数混ざり合う曖昧な色もあれば、はっきりとした単色の人もいます。

 

ここまでの話を、頷きながら読んでくれた方、または何のことやらと首を傾げながら読み進めてきた方、どちらの方にも楽しんで、面白がっていただければと思うので、以下に少しご紹介します。

 

もちろんこれらは私の感覚であり、正解も何もないので、こんな人もいるのね、そんな風に感じているのね、と温かい目でご覧ください。

 

 

(作曲家名50音順)

 

イザイ… 紫

ヴィエニアフスキ… 赤

ヴュータン… 青

エルガー… ピンク

ガーシュウィン… オレンジ

クライスラー… ベージュ、ピンク

グラズノフ… 水色

グリーグ… 深緑

サティ… 金

サラサーテ… 赤

シベリウス… 青

シマノフスキ… 銀

ショーソン… 青紫

ショスタコーヴィチ… グレー

チャイコフスキー… 曲によって違う

ドヴォルザーク… 茶

ドビュッシー… 青

ハイドン… ベージュ

パガニーニ… 赤

バッハ… 白、黒

バルトーク… 金

ビゼー… 赤

ブラームス… 緑

ブルッフ… 青

プロコフィエフ… 黒

ベートーヴェン… 黄緑

ベルリオーズ… 紫

ヘンデル… 水色

ボロディン… 黄緑

マーラー… オレンジ

ムソルグスキー… 紫

メンデルスゾーン… 黄緑

モーツァルト… ベージュ

ラヴェル… オレンジ、黒

ラフマニノフ… 青

ラロ… 赤、オレンジ

ロッシーニ… 白

 

 

いかがでしょうか。共感いただける色、もしくは賛成できない色など、ありましたか?

 

それにしても、自分で書いていてもなんだか笑える表が完成しました。

チャイコフスキーの、突然の「曲によって違う」というのは何なんでしょう。でも、彼は曲によって本当に色が変わるので決められませんでした。しいていうなら、虹色です。

 

私はヴァイオリン奏者なので、ソロの曲となると作品がない作曲家もいたり、逆に、特に有名でもないのにヴァイオリンの作品が多いので名前がある人もいたり、少し偏りがひどい表ですが、ご自分の感覚と比べてみるなど、楽しんでいただければ幸いです。

 

 

ところで、こんな何色もドレス持っているのかって?

 

…それが残念ながら、ないんです笑

人から借りるか、泣く泣く妥協します。

 

うーん、自由な音楽家にはまだまだ程遠いなぁ。

 

 

 

がおー

 

意外!?著作権がまだ切れていない作曲家たち。

どうも、がおーです。

 

今回のテーマは、著作権が未だに切れていないクラシック音楽界の作曲家たちについてです。

 

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過去に出したIMSLPに関する記事で、「楽譜はどれも作曲者に著作権があり、この期限内は楽譜は無料で使えない。」という話に触れました。

 

それがこちら↓↓

 

gaoooo.hatenablog.com

今回は、日本では著作権が切れていない、つまりIMSLPで見つけてはいけない作曲家を取り上げます。

なんだか昔の人のような気がするのに、意外とギリギリまだ著作権が切れていなかった!という作曲家を順に見ていきたいと思います。

(明らかに切れていないであろう作曲家は載せていません。悪しからず。)

 

 

編集:2019年6月

 

エイトル・ヴィラ=ロボス

Heitor Villa-Lobos, ブラジル

1887-1959, 戦時加算対象
代表作:「ブラジル風バッハ」

 

フリッツ・クライスラー

Fritz Kreisler, オーストリア

1875-1962, 戦時加算対象
代表作:「愛の喜び」「愛の悲しみ」「ウィーン奇想曲 op.2」「美しきロスマリン」

 

ルロイ・アンダーソン

Leroy Anderson, アメリ

1908-1975
代表作:「そりすべり」「トランペット吹きの休日」「タイプライター」

 

アラム・ハチャトゥリアン

Aram Il'ich Khachaturian, ソ連

1903-1978
代表作:「剣の舞」「仮面舞踏会」

 

ベンジャミン・ブリテン

Edward Benjamin Britten, イギリス

1913-1976, 戦時加算対象
代表作:「青少年のための管弦楽入門

 

 

いかがでしょうか。びっくりですよね。

彼らまだつい最近まで、生きてたんですね…!

他にもいますが、有名な作曲家を、私の独断と偏見でチョイスしてみました。

 

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彼らの作品を利用するには著作権使用料がかかり、また編曲・アレンジをする際には編曲許可が必要となります。

※わかりやすく表記しております。正確な情報を求める方は、一般社団法人日本音楽著作権協会 JASRACのページをご確認ください。

 

 

クラシックの音楽家は、思ったより世代が幅広いのに、みんなバッハくらいに感じてしまいがちですよね。

誤って、著作権を侵害しないように、皆さんも気をつけましょう。

 

 

がおー

 

元音大生のお気に入りの飲み物「リプトンミルクティー」

 

どうも、がおーです。

 

 

突然ですが、はてなブログには"今週のお題"という制度があります。もちろん参加は自由です。

 

どうやら、書くことに困った時に使えるらしい…

 

今回はこの、お題制度を利用していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

わ、わたしは別に書くことに困った訳じゃないんだからねっ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほんとだよ!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい。

 

さて、今週のお題「お気に入りの飲み物」

参りたいと思います。

 

 

※ここで「は?」と思った方、大正解です。実はこの記事、4月からずっと下書きのまま眠らせてしまっていたので、お題は当時のものなんです。なんとなく世に出したくなって、このタイミングで出てきました。時差投稿すみません…!(現在6月)

 

 

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ずばり、私のお気に入りの飲み物は「リプトンのミルクティー」です。

 

午後の紅茶でもなく、紅茶花伝でもなく、

リプトンの、です。

 

理由は2つあるのですが、まずひとつめは、とにかく味。

 

私は、ミルクティーやコーヒー牛乳といった、牛乳の混ざったものがもともと好きなのですが、自分で淹れたり、お店で注文したりした、新鮮なものを美味しいなと感じます。

 

逆に言うと、

 

密封で販売している保存期限を延ばされたものは特有の味がしてしまい、牛乳感がなくなってしまっている気がするのです。(※あくまで個人の感想です。)

 

そんな中、リプトンのミルクティーは、淹れたての新鮮な美味しさがキープされているように感じます。

 

私が唯一許せる、ミルクものです…!

 

 

それから、私がリプトンのミルクティーを好むもうひとつの理由が、『思い出』です。

 

今から約5年ほど前、私がまだ高校生だった頃。

 

私の通う高校には、「おじちゃんのトラック販売」が毎日来ていました。

コスパの悪い自動販売機に代わって、またコンビニも含めて外出禁止の校則もあり、特にお昼時になるとトラック販売は大繁盛。

私もその消費者のひとりでした。

 

500mlパックが数多く並んでいた中、私が目をつけ、特に気に入って、それ以外を買うことはなかった、その商品こそが…

 

リプトンのミルクティーだったのです!

 

 

体育の授業終わりに1階のトラックで買い、ゴキュゴキュと飲み始め、3階の教室に着く頃には飲み干している。

そんなこともしょっちゅうでした。

 

しかし、あれは夏休み前のことだったでしょうか。私たちが残りの高校生活を大事に生きていた高校3年生のある日、トラック販売のおじちゃんはこんな看板を出していました。

 

 

【来月をもって閉店します。】

 

 

「どうしてやめちゃうの?」

「ずっと売りに来てよ〜!」

「せめて卒業まで一緒にいようよ!」

 

学校中から愛されてたおじちゃんは、たくさんの学生からこう言われていたと思います。私や私と仲良しの数人も同じく、「急にどうして?」という気持ちでいっぱいでした。

 

おじちゃんは教えてくれました。

何年間もこの高校にトラック販売として来ていたが、歳も歳なのでボケが始まりかけてしまっていること。

1人で行なっている商売で、トラックの運転もするしお金も絡むので、何かあってからでは遅いということ。

まだ自分の意思があるうちに、商売を辞めて老人ホームに入る決心をしたこと。

 

高校生の自分達からは想像もつかなかった理由で、おじちゃんを想って泣き出してしまった同級生もいましたが、おじちゃんは困りながらも終始ニコニコ。

「嫌で辞めるんじゃないからさ、お嬢ちゃんたちも笑顔でボクを送り出してよ。」

そう言って、トラックにいつも積んでいた趣味のギターを出して、明るい曲を1曲、私たちのために演奏して歌ってくれました。

 

あの時のリプトンのミルクティーの味は、今も忘れられません。

 

そして次の月の営業を終えて、おじちゃんは学校から去っていきました。

 

 

 

 

実を言うと、あれからリプトンのミルクティーパックは500mlから470mlに減り、また環境や味覚の変化もあってか、いま飲んでもあの時の味とは違うように感じます。

(実際に味が変更されたのかどうかは謎。)

 

でも、少しくらい味が変わろうと、あの青いパックを見るたびに若かったあの日々が思い出されて、今でもドキドキします。

 

以上、私のお気に入りの飲み物、そしてその理由でした。作り話のようですが、本当のお話です。

 

皆さんはお気に入りの飲み物、ありますか?

ぜひ教えてください。

リプトンのミルクティーもぜひぜひ飲んでみてくださいね。

 

 

がおー

 

 

「作曲家編」クラシック音楽の検索に使いたいスペル一覧

 

どうも、がおーです。

 

クラシック音楽を聴くにしても調べるにしても、「検索窓には英語か原語の綴りのまま打ち込むのがオススメだよ〜」ということを、過去の記事で何度か語ってきました。

 

それがこちら↓↓

gaoooo.hatenablog.com

gaoooo.hatenablog.com

 

 

今回はそんな、クラシック音楽を検索する際に役立ちそうな単語のうち「作曲家名」を、英語と原語で集めてみました。

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クラシック初心者から、アマチュア、音高生、音大生… たくさんの人に使ってもらえるように、私の独断と偏見でチョイスしています。

※あくまで検索が目的なので、フルネームではありません。(検索エンジンに伝わればいいのです!)

キリル文字は除いてあります。

※日本語の並び順は、一般的な辞書・辞典に準じます。

 


クラシック音楽作品名辞典第3版 [ 井上和男 ]

 

単語の上で長押しすると、選択メニューが表示されます。コピー&ペーストして組み合わせて、どんどん検索してみてください。

 

作曲家名

アッコーライ… Accolay

アレンスキー… Arensky

イザイ… Ysaÿe

ヴィヴァルディ… Vivaldi

ヴィエニアフスキ… Wieniawski

ヴィラ=ロボス… Villa-Lobos

ウェーバー… Weber

ヴェーベルン… Webern

ヴェルディ… Verdi

ヴュータン… Vieuxtemps

エルガー… Elgar

オッフェンバック… Offenbach

オネゲル… Honegger

 

ガーシュウィン… Gershwin

カリンニコフ… Kalinnikov

カルヴォーヴィチ… Karlowicz , Karłowicz

キュイ… Cui

クライスラー… Kreisler

グラズノフ… Glazunov

グラナドス… Granados

グリーグ… Grieg

グリンカ… Glinka

コダーイ… Kodaly , Kodály

ゴダール… Godard

ゴドフスキー… Godowsky

コルンゴルト… Korngold

 

ザイツ… Seitz

サティ… Satie

サラサーテ… Sarasate

サリエリ… Salieri

サン=サーンス… Saint-Saens , Saint-Saëns

シベリウス… Sibelius

シマノフスキ… Szymanowski

シューベルトSchubert

シューマンSchumann

シュターミッツ… Stamitz

J. シュトラウス… J.Strauss

R. シュトラウス… R.Strauss

シュポーア… Spohr

シェーンベルク… Schonberg , Schönberg

ショーソン… Chausson

ショスタコーヴィチ… Shostakovich

ショパン… Chopin

ジョン・ウィリアムズ… John Williams

スーザ… Sousa

スクリャービン… Scriabin , Scriàbine

ストラヴィンスキーStravinsky

スメタナ… Smetana

 

タネーエフ… Taneyev

チャイコフスキーTchaikovsky

ツェムリンスキー… Zemlinsky

ツェルニー… Czerny

デュカス… Dukas

ドヴォルザークDvorak , Dvořák

ドビュッシーDebussy

ドホナーニ… Dohnanyi

ドリーブ… Delibes

 

ニールセン… Nielsen

 


大作曲家たちの履歴書 下/三枝成彰【1000円以上送料無料】

 

バーバー… Barber

バイエル… Beyer

ハイドン… Haydn

パガニーニ… Paganini

ハチャトゥリアン… Khachaturian

バッハ… J.S.Bach

パッヘルベル… Pachelbel

バラキレフ… Balakirev

バルトークBartok , Bartók

ビゼー… Bizet

ヒンデミット… Hindemith

ファリャ… Falla

プーランク… Poulenc

フォーレ… Faure , Fauré

ブゾーニ… Busoni

プッチーニ… Puccini

ブラームスBrahms

フランク… Franck

ブリテン… Britten

ブルグミュラー… Burgmuller , Burgmüller

ブルックナーBruckner

ブルッフ… Bruch

プロコフィエフ… Prokofiev

フンパーディンク… Humperdinck

ベートーヴェン… Beethoven

ベルク… Berg

ベルリオーズBerlioz

ヘンデルHandel , Händel

ホルスト… Holst

ボロディン… Borodin

 

マーラー… Mahler

マスカーニ… Mascagni

マスネ… Massenet

マルティヌー… Martinu , Martinů

ミヨー… Milhaud

ムソルグスキー… Mussorgsky

メシアン… Messiaen

メトネル… Medtner

メンデルスゾーン… Mendelssohn

モーツァルト… Mozart

モシュコフスキ… Moszkowski

 

ヤナーチェク… Janacek , Janáček

 

ライネッケ… Reinecke

ラヴェルRavel

ラフマニノフ… Rachmaninoff

ラロ… Lalo

リスト… Liszt

リムスキー=コルサコフ… Rimsky-Korsakov

レスピーギ… Respighi

レハール… Lehar , Lehár

ロッシーニ… Rossini

 

ワーグナー… Wagner

 

 

追加・訂正は都度行っていく予定です。

何かご質問・ご意見等あれば、遠慮なくコメントお願いします。

 

 

がおー

 


1冊でわかるポケット教養シリーズ 裏側から見るクラシック作曲家 [ 上原 章江 ]

 

 

IMSLP知らなきゃ人生損してる?!プロ奏者が教える使い方。

 

どうも、がおーです。

 

今回は、便利な無料楽譜サイト"IMSLP"について説明していきます。

 

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私が初めてIMSLPの存在を知ったのは、たしか音高に通っていた頃だったでしょうか。

それから音大に進学し、卒業して現在に至るまで、このサイトには、本当に数え切れないほど何度も、お世話になっております。

 

そんな、長年に渡る経験で培ったIMSLPに関する知識を、わかりやすくまとめてみました。

 

 

そもそもIMSLPとは何か?

 

表記通りの「アイ エム エス エル ピー」または「イムスルペ(イムスルプ)」とも呼ばれるIMSLP。

これは「International Music Score Library Project」の頭文字を取った略称であり、「国際楽譜ライブラリープロジェクト」を意味します。

 

楽譜は全て、作曲者に著作権がありますが、これが時効になった(=パブリックドメインになった)ものをネット上で集めて、バーチャルな楽譜図書館を作ろう!というプロジェクトになります。

運営者の名前から「ペトルッチ楽譜ライブラリー」という別名もあるので、「ペトルッチ」と呼ぶ人もいます。(私の周りにはあまりいなかったなぁ。)

 

 

使う前に知っておくべき大前提

 

IMSLPに手を出す前に、知っておいてほしいことがあります。

先程もちらっと出てきましたが、「楽譜は全て作曲者に著作権がある」ということです。

 

著作権に関しては、検索するか「著作権 - Wikipedia」を見てもらうとわかると思うので、詳しい説明は省きます。

 

ここで大事なのは、著作権は国によって期間が違うということ。

日本は、作曲者の死後70年間。

ヨーロッパは大体が、日本と同じ70年間。

最長はメキシコの、100年間。

 

 

つまり、とある国から「ワイの国ではこの作曲家は著作権切れたから楽譜載せとくで〜」と置かれた楽譜が、別のとある国ではまだ著作権保護期間だったりもするのです。

そしてIMSLPは、それを国ごとに制限できません。個人の判断に委ねるしかないのです。

 

※ちなみに期間内であっても、その著作権保有者が「期間内だけど私は著作権を放棄するよ!みんな自由に使って〜!」と宣言している場合は、つまるところパブリックドメインになったということなので、共有することができます。どしどし無料で利用しましょう。

 

 

内容に直接は関係ありませんが、実は"日本の著作権が死後70年間"というのは2018年に改正されたもの。それまではなんと20年も短い"死後50年間"だったのです。

なので現在、2018年の20年後である2038年までは誰も著作権が消滅しない、という時期に入ってしまっています。仕方がないことですが、なんだか悲しいですよね。

 

 

IMSLP おすすめの使い方

 

ここまでの前提はしっかり読んでいただけましたか?

頷いてくれたアナタ。ありがとうございます。

それでは早速、使い方を説明していきましょう。

 

①楽譜を検索する

IMSLPのトップページから検索をかけることも可能ですが、私は検索エンジンGoogleYahoo!など)から直接飛ぶことをお勧めします。

 

それから、検索するときは英語で打ち込みましょう。IMSLPのサイト自体は日本語対応していますが、楽譜の情報は英語で登録されているためです。(英語表記がわからない場合は、それを調べるところからスタートです!勉強にもなって一石二鳥だよ!よく使う作曲家名や単語は覚えちゃおう!)

 

ベートーヴェン交響曲第5番「運命」が見たい場合はこちら。これくらい有名なら問題ないのですが、作品によっては、作品番号が最も楽譜に辿り着きやすい住所となっているので、記載するとより見つけやすいでしょう。↓

 

例:imslp beethoven symphony no.5 op.67

 

番号にはこだわらないから交響曲を全て見たいという場合は、ここでストップ↓

 

例:imslp beethoven symphony

 

交響曲だけじゃなくて、ベートーヴェンの作品が全て見たいという場合は、ここでストップ↓

 

例:imslp beethoven

 

 

 

②楽譜のページを開く

欲しい楽曲のページは出てきましたか?

上部に曲名と作曲家名が大きく書かれたページが出てきたと思います。下へスクロールしていくと、まず[演奏]という項目があり音源が付けられています。それをさらに下へスクロールすると、[楽譜]という項目が出てきましたね。あなたが欲しい楽譜は、ここにあります。

 

[楽譜]の文字のすぐ下には、2, 3個のタブがあると思います。

[運命]の場合は、

【Scores(17)】【Parts(28)】

【Arrangement and Transcription(52)】

といった具合です。これはそれぞれ、

【総譜】【パート譜

【(運命を元にした)編曲】

を意味しています。

カッコ内の数字は、サイトに登録されている楽譜の数です。さすが「運命」は有名なので、楽譜の数も多いですね。

 

「運命」の総譜が17もあるってどういうこと?と思われるかもしれません。

これは、それぞれ出版社が違うんです。

 

Complete Score と見出しが書いてある下に、編集者や出版社、再版、著作権の状態といった情報が書かれていると思います。さらによく見ると、ページ数であったり、楽章の情報が書かれていることもあります。

これらをよく確認して、あなたの必要なものをどうぞ厳選してください。

 

 

 

③楽譜を保存する

「これが欲しい」という楽譜がピンポイントで決まったら、見出しをクリックします。

総譜であれば Complete Score という見出しであることが多いですね。もし第1ヴァイオリンのパート譜が欲しいならば、たくさんあるパート譜の中から Violins Ⅰ という見出しをクリックしてください。

 

すると、楽譜ではなく[Disclaimer(注意事項)]が表示されます。内容をざっくり説明すると、「IMSLPは、この楽譜の著作権が切れてる保証はできないので、もしあなたの国で何かあっても責任は取らないよ。自分の判断で利用してね。下のボタン押したら、これに同意したと見なすよ。やめるなら今のうちやで。」といったことが仰々しく書かれています。

あなたの判断で、大丈夫であれば枠外下の「私はこの免責事項を…ダウンロードを続行します。」という長い青文字のボタンを押してください。

 

すると今度は、IMSLPに対する寄付を募るページになります。

そろそろ楽譜だと思ったでしょう?無料ですからね。そう簡単に大事な楽譜は見せてくれません。

 

しかしその上部か下部にさりげなく、「…秒後にダウンロードが再開します。」の黒文字が書かれているはずです。

最大が15秒で、自動でカウントダウンしてくれます。15秒間見つめていても構いませんし、15秒間は目を離して別のことをしていても構いません。15秒っていうのは、見ていると案外長くて、目を離すと一瞬です。

0秒までいくと、ついさっきまでカウントダウンをしてくれていた文章が「ダウンロードを再開するにはこちらをクリックしてください。」という青文字ボタンに変身すると思うので、そちらを押して完了、ようやく楽譜とご対面です。

PDF形式ですので、あとはご自分の好きな場所に保存して、印刷するなり煮るなり焼くなり、ご自由にお使いください。

 

 

豆知識❶

楽譜のURLをコピーしておくと、「免責事項合意」や「寄付のお願い」などの面倒なページをすっ飛ばして、楽譜に直接飛ぶことができます。

 

豆知識❷

楽譜のURLは開くたびに通信を使います(ブラウザと同じ。)タブレット端末やパソコンなどの画面で見るだけだとしても、今後何度も開くことがわかっている場合は、ダウンロードして端末内に保存しておいた方が、通信量を気にする方はもちろん、電波状況が悪い時にも見ることができるので、おすすめです。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

音高時代からウン年間経験を積み重ねてきた、私なりのIMSLPの使い方を書いてみました。

わかりにくい点、至らない点があったら申し訳ありません。

訂正はいつでもどこでも入れますので、何かあればコメントください。

 

 

雑記ではありますが、他の記事もぜひ読んでみてくださいね。

 

 

 

がおー

 

 

ブログ始めて○ヶ月で○万稼ぎました!

 

 

どうも、がおーです。

 

このブログを立ち上げて、

半年程が経過しました。

(たぶん)

(日にちが把握できてない)

 

 

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もともとは、

音大に関する正しい情報が

ネット上にあまりにも少ないので、

 

少しでも音大を目指す人の助けになれば、

音大を知らない人のための情報源になれば、

 

と始めたブログとなっております。

 

 

 

なにせ、音楽、その中でも

特にクラシック音楽を専門とする人間は

全人類の数パーセントなので、

需要も供給も小規模なのは合点承知です。

 

 

 

 

仕方のないことです。

 

 

 

 

 

しかし実際わたしが今まで書いてきた投稿が

そんな役割を果たせているのかは

謎、(どちらかというと否)ですが、

それは一旦置いておいて…。

 

 

 

ブログを始めて、わかったことがあります。

 

 

 

それは、

「ブログを書いてお金儲けしたい人が多い」

ということ。

 

 

逆に、そこまで考えずに始めた私は

レアなのかしら。アホなのかしら。

 

 

ブログ書き界隈は、

「ブログ始めて○ヶ月で○万稼ぎました」

「ひと月○pvで○万稼ぎました」

 

このような文言の大パレードです。

 

 

 

本当なのでしょうか。

真実は私にはわかりません。

 

 

ただ言えることは、

半年でやっと10投稿超えた程度の

私のこのブログには

関係のない話だということ…。

 

 

 

 

切なくて泣きそう(震)

 

 

 

 

 

西野カナもびっくり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

関係ないけど私、

西野カナと同じ三重県出身です。

(誰得情報)

 

 

 

 


会いたくて 会いたくて

 

 

 

 

 

 

 

 

でも私も弾き篭りニートの身なので、

もしこのブログで○万稼げるのなら

 

有り難く頂きたい気持ちでいっぱいですが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

程遠い話であることに変わりはないので、

 

楽しく好きなように文章を書いて

もしもこれがいつか収入になる日が来たら

 

 

小躍りして喜びたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

その時には奮発して

uber eatsでも注文しようかな。

(夢が小さい)

 

 

 

 

いやその前にまずはここ直した方がええで、

という点があればぜひ

 

コメントなどで

教えていただければ幸いです。

 

 

 

こんな

グダグダ弾き篭りヴァイオリニストでも

応援してくれるよ、って方は

スターとか読者登録とか

(これも把握しきれてない)

 

ポチッとお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

世界の皆さま、仲良くしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ではまた。

 

 

 

 

がおー

 

 

 

音大に行っても千秋センパイとは恋愛できない。

 

どうも、がおーです。

 

 

今回は、

ずばり「音大での恋愛」がテーマです。

 

 

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クラシック音楽界に憧れるそこのアナタ。

 

 

音大に入学すれば、

お上品なワンピースのお嬢さまと、

もしくはピシッとスーツを着こなした御仁と、

 

お付き合いできると思ってはいませんか。

 

 

 

 

はたまたお付き合いとまでは言わずとも、

 

のだめカンタービレに出てくるような

将来有望サラブレッドな若手音楽家

ネジ一本外れていても超の付く天才音楽家

 

うじゃうじゃいるとは思っておりませんか。

 

 

 

 

つい数ヶ月前までの4年間、

都内某音楽大学

在籍していた私から言わせていただくと、

 

 

 

 

それは儚くも美しい夢であり、

そして真っ赤な嘘です。

 

 

 

 
のだめカンタービレ全25巻 完結セット (講談社コミックスキス)

 

 

 

誤解のないように言っておくと、

のだめカンタービレは素晴らしい作品です。

私もマンガ全巻持っています。

 

小学生の頃には夢中になって読み耽り、

ドラマも映画も全て観ました。

 

その節はお世話になりました…。

 

 

 

 

 

しかし、やはり現実は違うのです。

 

 

 

試験をパスし、同期達と出会ったのは入学式。

 

 

ここで思い知ります。

あれ、ここは

個性と常識の狂った場所なのかもしれない。

 

 

 

そう、決して

お金持ちや美男美女だから、と

入れる場所ではないのです。

 

 

生きてきた20年近くの時間を

音楽だけに費やしてきてしまった人間の

最後の集合場所なのです。

 

 

心から音楽を愛し、

仕事にすると決めてしまった人々。

 

簡単に就職へ方向転換できない環境なだけに、

その覚悟はすごいものです。

 

 

そして音大の男女比を見ると、

学年によって大体3:7、4:6といったところ。

 

女子がどうも多いのです。

 

 

演奏者はお客様の前に立ちます。

人前に出る女の子達は

年頃なのも相まって、

身嗜みにも気を遣います。

 

よくよく見回して見ると、

可愛い女の子の多いこと。

 

それに対して、

音楽だけを極めてきた御仁たちの

外見への気の使わなさといったら…

(この先はご想像にお任せします。)

 

 

 

また、

特にピアノやヴァイオリンは、幼少期から

親が習わせているパターンが多いです。

 

やれと言われるがままに

音楽をがむしゃらにやってきた…

 

 

よく言えば、

ひとつのことを集中して継続できる子。

 

裏を返せば、

どこまでも親の言うことを聞く子…

 

 

 

 

 

 

また、

音楽が得意、音楽が好き、という子は

好き嫌いに関わらず、

体を動かしていないことが多いです。

 

 

よく言えば、

日に焼けていない落ち着いた子。

 

裏を返せば、

運動不足の不健康そうな子…

 

 

 

どうでしょうか。

 

今までの情報から想像していただくと、

良い面がある一方で、

問題点が浮き彫りになってはきませんか。

 

 

 

そして気づくのです。

 

ここにいるって事は、もしかして私も…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これが、本当にあった怖い話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というのは冗談ですが。

 

 

 

 

しかし朗報もあります。

意外に音大内はカップル率が高いのです。

 

 

同じ楽器はちょっとイヤ、

あの楽器の人とは関わりがないな、

 

など細かい事情はさておき。

 

 

 

 

音大生同士が好きになってしまう理由、

 

それは、

「各人が音楽に秀でている」

ということなのです。

 

 

自分が愛してやまない音楽、

追求してもなかなか満足いかない音楽、

 

それを上手にこなしてしまう人が

集まっている場所とも言えるのです。

 

 

 

え、それは「尊敬」であって

恋愛感情の理由にはならないのでは?

 

冷静で賢明なアナタなら、

そう思うと思います。

 

 

 

 

でもこれはもう吊り橋効果と同じ。

こんな狭い環境の中で、

自分が追い求めているものを

持っている異性。

 

すごい!ドキドキ!

あれ?このドキドキって…?

 

 

こうして音大マジックの完成です。

 

 

 

普通の大学にいたら、

陽キャの「よ」の字もないような方に

絶えず恋人がいる。

 

そんな謎状況が発生するのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悲観はしていません。

 

音楽を奏でるためには、

奏者は色々な感情を知っているべきです。

 

中でも「愛情」に関わる感情は、

絶対に役に立つでしょう。

 

 


のだめカンタービレDVD-BOX 6枚組 + in ヨーロッパ【通常版】DVD 2枚組のセット

 

 

今回は、少し変わった角度から、

音大を考察してみました。

 

 

 

音大に行っても、

千秋センパイとは恋愛できません。

 

 

その代わり、身近にいる同志が

かけがえのない存在になるでしょう。

 

 

世間的に見れば数パーセントしかいない

クラシックマニアの同世代たちと、

コアな音楽談義ができる幸せを

 

ぜひ味わいにきてください。

 

 

どうかそのまま憧れを持って、

音大目指して頑張ってください。

 

応援しています。

 

 

 

 

※あくまで全て個人の見解です。

音大、科、専攻によって差があります。

 

 

 

 

がおー

 

 

弾き篭りニートの元音大生はコチラ。

 

 

どうも、がおーです。

 

今回の題名はもう、読んで字が如く。

f:id:odimind42116:20190623054817p:image

わたくしこう見えて、

都内某音楽大学を卒業した

ヴァイオリン弾きですが

 

現在、就職していない社会人1年生を

元気に遂行しております。

 

 

主に、

単発の演奏業と

ヴァイオリン講師業

この2つで稼いでおります。

 

 

生活できるほどの稼ぎではありませんし、

どちらの業務もいつなくなってもおかしくない

非常に不安定すぎる人生を

着々と歩んでおります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一周回って「弾き篭りニート」と自称中。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや笑えんわ。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそも音大で何をしてきたの?

って、世の大半の皆さまは

不思議に思われることかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

幸い、文章を書くことが好きなので、

(決して上手くはありませんが)

これを機に世の中に発信していこう!

という魂胆のブログとなっております。

 

 

同じような境遇の音楽家サマ、

今後音大への進学を考えているキミ、

ただ単に興味だけある高みの見物のアナタ、

 

 

ぜひブログのネタをください。

 

音大の何が知りたいですか?

何を読めたら面白いですか?

 

 

 

 

私達にとって日常だった音大の生活。

 

一般人にとっては

何がウケるのか、

何が興味深いのか、

教えていただければそこを深掘りして

文章を書かせていただきます。

 

 

 

 

あなたからのコメント、

ぜひぜひお待ちしております!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

がおー

 

 

梅雨が嫌なら雨に唄えば?

 

 

どうも、がおーです。

 

少々過激(?)な題名になってしまいました。

コンプラ気にしい芸人です。

 

今週のお題「雨の日の楽しみ方」

f:id:odimind42116:20190623054919p:image

時期が時期ですので、お題もお題ですね。

 

 

梅雨。

日本は四季が美しい国ですから、

その一環で梅雨は毎年巡ってきます。

 

 

私は日本大好き芸人なので、

「梅雨」という言葉の響きも、

雨に苛まれるこの時期も、

どれも楽しんでおります。

 

 

 

かの有名な映画の中の主人公ドンのように。

 

 

 

 


雨に唄えば 50周年記念版スペシャル・エディション 【DVD】

 

 

 


雨に唄えば オリジナル・サウンドトラック [ (オリジナル・サウンドトラック) ]

 

 

 

 

 

 

さっきからアメトーーク!、主張激しいなァ。

雨だけに。

 

 

 

 

 

 

 

 

誰がうまいこと言えと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで、

気持ち的には雨を楽しんでいますが、

我々音大生が悩まされる時期でもあります。

 

 

楽器の状態に大きく影響するのです。

 

 

 

私の場合。

ヴァイオリンは木製ですから、

湿度によって音質が変わってきます。

 

本来、乾いたヨーロッパの地のものですので

あちらの気候に適した進化を遂げております。

 

まさか

こんな数週間も雨が続くような場所で

良い音を出すようには

設計されていないのです。

 

なのにそんな彼らを背負って、

入りきってないような傘をさして、

ギュウギュウ電車に潰されて、

 

もはや弓の毛はピヨンピヨン。弦は伸び伸び。

 

 

さすがの日本好きも、悲しくなります。

 

 

 

 

対策としては、

①楽器ケース内に除湿剤を入れる。

②部屋では除湿で湿度調整する。

③可能な限り雨の中で持ち歩かない。

 

この辺りでしょうか。

 

 


Angelus NEO Violin Pet ヴァイオリン 向け 除湿剤2個入り

 

 

最近は乾きより潤いの方が重視されるので、

空調を付けようものなら

セットで湿度もグングン上げられたり、

加湿器はあっても除湿器はなかったり、

 

私が通っていた音大の練習室ですら

そんな状態だったので、

全国の欧楽器民は

そういった意味でも辛い時期でしょう。

 

梅雨が終わった暁には、

一旦楽器屋さんへ連れて行って

梅雨時期に起きたズレを調整して貰わねば

その後の夏は乗り切れません。

 

 

ちなみに他の楽器の方はどうなんでしょう。

かつてオーボエのお友達は、

「この時期作ったリードは○○(コンプラ)」

と白目になって仰っておられました。

 

今ごろ元気にしてるかな…(遠い目)

 

 

 

 

そんなこんなで梅雨真っ只中。

楽器持ちでない皆さんも、

様々なことで苦しめられていることでしょう。

 

 

それでも私は

かわいい傘やレインシューズ、

今しか出会えない風景、

そんなものを大事にして

 

残りの梅雨を乗り越えたいと思います。

 

 

 

 

Singin' in the Rain!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

がおー

 

 

椎名林檎ワールドにどっぷり。

 

f:id:odimind42116:20190623053517p:image

どうも、がおーです。

 

先日、

シンガーソングライター椎名林檎

6作目のアルバムとなる『三毒史』が

リリースされました。

 

皆さま聞かれましたか?

 

 

私はアルバムの一曲目『鶏と蛇と豚』の

PVがYouTubeにて公開された時に

たまたま再生して初めて聴いたのですが、

 

始まりのお経から、

独特な世界観の映像・音楽…

 

全てにドキドキしてしまい、

気づけば思わず最後まで見ておりました。

 

そしてなんと私がおーは

この『三毒史』のアルバムを

全て聞きたいがために、

今まで封印していた

Apple Musicの3ヶ月無料体験トライアルを

開始してしまいました。

 

 

 

林檎嬢…影響力ありすぎィ…。

 

 

 

 

結論から言いますと、

アルバムを全て聴いて大正解。

 

楽曲の詳しい説明は、

調べればいくらでも出てくるので割愛しますが

 

私が声を大にして言いたいのは、

椎名林檎がこだわって決めたのであろう

楽曲の順番。

そして楽曲の繋ぎ方。

 

これはアルバムを通して聴かないと

体感できないと思うのです。

 

最近はYouTube

フルのPVが見られる曲が多いですが、

それでもアルバムで、と思う理由は

ここにあるのではないでしょうか。

 

 

 

当然、間にCMが挟まることもありません。(重要)

 

 

大事な商品である楽曲・PVを

YouTube上で無料で公開する事は、

ある意味リスクでもあると思うのですが

 

こういった影響を考えると、

戦略としては素晴らしいのかもしれませんね。

 

 

そんな、私に影響力がありすぎた

『鶏と蛇と豚』のPVです。

 

たっぷりとご堪能ください。

 
椎名林檎 - 鶏と蛇と豚

 

 

ちなみに、

椎名林檎ワールドに引き込まれた私は

PVやApple Musicを遡り、

東京事変も含めて、聴きまくっております。

 

いや、影響力のデカさよ…

 

特にお気に入りは、

『りんごのうた』

『透明人間』

『目抜き通り』です。

 

よろしければお聴きください。

(勝手に宣伝を始めるレベル)

 

 

読者登録もぜひ!

 

がおー