元音大生のお気に入りの飲み物「リプトンミルクティー」
どうも、がおーです。
突然ですが、はてなブログには"今週のお題"という制度があります。もちろん参加は自由です。
どうやら、書くことに困った時に使えるらしい…
今回はこの、お題制度を利用していきたいと思います。
わ、わたしは別に書くことに困った訳じゃないんだからねっ!
ほんとだよ!!!!!!!
はい。
さて、今週のお題「お気に入りの飲み物」
参りたいと思います。
※ここで「は?」と思った方、大正解です。実はこの記事、4月からずっと下書きのまま眠らせてしまっていたので、お題は当時のものなんです。なんとなく世に出したくなって、このタイミングで出てきました。時差投稿すみません…!(現在6月)
ずばり、私のお気に入りの飲み物は「リプトンのミルクティー」です。
リプトンの、です。
理由は2つあるのですが、まずひとつめは、とにかく味。
私は、ミルクティーやコーヒー牛乳といった、牛乳の混ざったものがもともと好きなのですが、自分で淹れたり、お店で注文したりした、新鮮なものを美味しいなと感じます。
逆に言うと、
密封で販売している保存期限を延ばされたものは特有の味がしてしまい、牛乳感がなくなってしまっている気がするのです。(※あくまで個人の感想です。)
そんな中、リプトンのミルクティーは、淹れたての新鮮な美味しさがキープされているように感じます。
私が唯一許せる、ミルクものです…!
それから、私がリプトンのミルクティーを好むもうひとつの理由が、『思い出』です。
今から約5年ほど前、私がまだ高校生だった頃。
私の通う高校には、「おじちゃんのトラック販売」が毎日来ていました。
コスパの悪い自動販売機に代わって、またコンビニも含めて外出禁止の校則もあり、特にお昼時になるとトラック販売は大繁盛。
私もその消費者のひとりでした。
500mlパックが数多く並んでいた中、私が目をつけ、特に気に入って、それ以外を買うことはなかった、その商品こそが…
リプトンのミルクティーだったのです!
体育の授業終わりに1階のトラックで買い、ゴキュゴキュと飲み始め、3階の教室に着く頃には飲み干している。
そんなこともしょっちゅうでした。
しかし、あれは夏休み前のことだったでしょうか。私たちが残りの高校生活を大事に生きていた高校3年生のある日、トラック販売のおじちゃんはこんな看板を出していました。
【来月をもって閉店します。】
「どうしてやめちゃうの?」
「ずっと売りに来てよ〜!」
「せめて卒業まで一緒にいようよ!」
学校中から愛されてたおじちゃんは、たくさんの学生からこう言われていたと思います。私や私と仲良しの数人も同じく、「急にどうして?」という気持ちでいっぱいでした。
おじちゃんは教えてくれました。
何年間もこの高校にトラック販売として来ていたが、歳も歳なのでボケが始まりかけてしまっていること。
1人で行なっている商売で、トラックの運転もするしお金も絡むので、何かあってからでは遅いということ。
まだ自分の意思があるうちに、商売を辞めて老人ホームに入る決心をしたこと。
高校生の自分達からは想像もつかなかった理由で、おじちゃんを想って泣き出してしまった同級生もいましたが、おじちゃんは困りながらも終始ニコニコ。
「嫌で辞めるんじゃないからさ、お嬢ちゃんたちも笑顔でボクを送り出してよ。」
そう言って、トラックにいつも積んでいた趣味のギターを出して、明るい曲を1曲、私たちのために演奏して歌ってくれました。
あの時のリプトンのミルクティーの味は、今も忘れられません。
そして次の月の営業を終えて、おじちゃんは学校から去っていきました。
実を言うと、あれからリプトンのミルクティーパックは500mlから470mlに減り、また環境や味覚の変化もあってか、いま飲んでもあの時の味とは違うように感じます。
(実際に味が変更されたのかどうかは謎。)
でも、少しくらい味が変わろうと、あの青いパックを見るたびに若かったあの日々が思い出されて、今でもドキドキします。
以上、私のお気に入りの飲み物、そしてその理由でした。作り話のようですが、本当のお話です。
皆さんはお気に入りの飲み物、ありますか?
ぜひ教えてください。
リプトンのミルクティーもぜひぜひ飲んでみてくださいね。
がおー