音大からぽいっと出されて。

日本国内で音楽活動を行うヴァイオリニストの日々。

意外!?著作権がまだ切れていない作曲家たち。

どうも、がおーです。

 

今回のテーマは、著作権が未だに切れていないクラシック音楽界の作曲家たちについてです。

 

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過去に出したIMSLPに関する記事で、「楽譜はどれも作曲者に著作権があり、この期限内は楽譜は無料で使えない。」という話に触れました。

 

それがこちら↓↓

 

gaoooo.hatenablog.com

今回は、日本では著作権が切れていない、つまりIMSLPで見つけてはいけない作曲家を取り上げます。

なんだか昔の人のような気がするのに、意外とギリギリまだ著作権が切れていなかった!という作曲家を順に見ていきたいと思います。

(明らかに切れていないであろう作曲家は載せていません。悪しからず。)

 

 

編集:2019年6月

 

エイトル・ヴィラ=ロボス

Heitor Villa-Lobos, ブラジル

1887-1959, 戦時加算対象
代表作:「ブラジル風バッハ」

 

フリッツ・クライスラー

Fritz Kreisler, オーストリア

1875-1962, 戦時加算対象
代表作:「愛の喜び」「愛の悲しみ」「ウィーン奇想曲 op.2」「美しきロスマリン」

 

ルロイ・アンダーソン

Leroy Anderson, アメリ

1908-1975
代表作:「そりすべり」「トランペット吹きの休日」「タイプライター」

 

アラム・ハチャトゥリアン

Aram Il'ich Khachaturian, ソ連

1903-1978
代表作:「剣の舞」「仮面舞踏会」

 

ベンジャミン・ブリテン

Edward Benjamin Britten, イギリス

1913-1976, 戦時加算対象
代表作:「青少年のための管弦楽入門

 

 

いかがでしょうか。びっくりですよね。

彼らまだつい最近まで、生きてたんですね…!

他にもいますが、有名な作曲家を、私の独断と偏見でチョイスしてみました。

 

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彼らの作品を利用するには著作権使用料がかかり、また編曲・アレンジをする際には編曲許可が必要となります。

※わかりやすく表記しております。正確な情報を求める方は、一般社団法人日本音楽著作権協会 JASRACのページをご確認ください。

 

 

クラシックの音楽家は、思ったより世代が幅広いのに、みんなバッハくらいに感じてしまいがちですよね。

誤って、著作権を侵害しないように、皆さんも気をつけましょう。

 

 

がおー